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背中で聞こえるユモレスク
  黒柴マミ(通称黒豆さま)と日々の徒然
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一週間
葬儀からも一週間。
あっという間なのだろうか。それともふつう?

いろんな話(亡くなった朝のこととか夜のこととか)をしたいと思っても、どこかズレている私と我が親はそのタイミングが悉く外れる。
今はその話をしたい場合ではない(むしろどうしても片付けねばならない録画を片付けている最中だの論文中だの)とかに限って話しかけてくるのはいつものことではあるが、コレに関してもまったくその通りなので、いつもながら我が親だと思うと同時に、それゆえのすれ違いが歯がゆくまた腹立たしい。


マミが亡くなった朝、彼女の耳はいつものようにピーンとしていた。少し後ろに返り気味で、こっちの様子を探って動き出そうか計っている時のようだった。
我が親は我が妹殿とその話を今週何の気なしにしたという。
そこで、私の出勤の様子を探って音をよーく聞いていたのではないかと。


ああ、それね。うん、それは疑ってたよ。可能性あると思ってた。
てか風呂入ろうとしている時にそういう話をしてくるなよ、と思うのは私だけなのか?
タイミング計ろうよ、少しは。

そう思うと同時に、だからあと一分でも早く部屋に入っていればひょっとして最後の一息に間に合ったんじゃないかとずっと思い続けていたことを口にする機会を失ったとも思った。
あの朝は、通常と違ってバスで出勤するため、二十分くらいはやく家を出る予定にしていた。
起こしてしまうのが可哀想だと思って、出勤時間ギリギリを見てギリギリに部屋に入った。
すでにマミは息をしていなかった。
まだ温かかった。

声も立てず、気付かれもせず。

あと一分早く部屋に入っていれば、きっと間に合ったに違いない。
永遠の後悔を、今も私は抱いている。
きっとずっと。
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最後の夜
一緒に実家で過ごす最後の夜になりました。
いつまでもいてほしいけど、そういうわけにはいきません。
でも、いなくなるわけではないのです。
でも、身体がいなくなるのも、とても淋しくつらいです。


今夜も隣に布団を敷いて寝ます。

最初の夜、隣で寝ました。
年を取ってから、たびたび、横で寝る夜がありました。
最後の夜も、隣で寝ます。
数え切れないありがとうと淋しさをマミに。
頑張りました

2015年5月13日午前6時25分永眠。

目が見えなくなってから3年。のびのびがんばりました。
苦しまず、寝たまま逝きました。

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